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ライブ配信を行うメリット・デメリット|誰でもライバーを目指せるって本当?

新型コロナウイルスの影響によって、自宅で過ごす時間が増えて動画配信サービスが一気に人気となりました。

そのような中、特に注目が集まったのがライブ配信です。

ライブ配信は、場所を選ばずに誰でも気軽にリアルタイムで双方向のコミュニケーションをとることができるため、なかなか外出できない環境でも楽しめる方法として多くの方が利用していました。

コロナの影響が収まった今でも、隙間時間で配信をしたりコメントをして楽しむ方は多数いるようです。

そこで今回は、ライバーとしてライブ配信を行うメリット・デメリットについてコミサポライブ編集部が解説していきます。

 

ライバーとしてライブ配信を行うメリット

ライブ配信が人気となったことを受けて、新たにライバーとして活動を始める方が増えました。

では、ライバーとしてライブ配信を行うことには、どれほどのメリットがあるのでしょうか?

 

リアルタイムでリスナーとの会話を楽しめる

ライブ配信の1番のメリットは、リアルタイムでの双方向のコミュニケーションを楽しむことができる点です。

YouTubeなどの動画配信サービスでは、すでに撮影をした動画をアップしているので、リスナーのリアクションで配信内容が変わることはありません。

しかし、ライブ配信であれば、リスナーが行ったコメントを見てライバーがそれに応えたり、内容を変更したりすることができるので、その場でしか起こらない環境を楽しむことができます。

 

スマホやパソコンがあればどこでも可能

動画配信をスタートする際には、カメラや編集ができるパソコンなど高額なアイテムを用意しなければいけないと思っている方もいるでしょう。

しかし、ライブ配信は自分が持っているスマホやパソコンのみで行うことができるため、誰でも簡単にスタートすることが可能となっています。

スマホであれば、外出している際にも配信できるのは魅力的ですよね。

リスナーの方もスマホのアプリで閲覧することが多いため、これまで配信にあまり馴染みがなかったという方でも、興味を持ったらすぐに楽しむことができます。

 

編集が必要ないので始めやすい

YouTubeなどの動画配信サービスにアップロードされている動画は、大半が事前に編集されています。

そのため、すでにいるライバルと戦うためには、同じように編集をして面白い部分だけを見せる必要があります。

しかし、ライブ配信を閲覧しているリスナーは、常にその場でしか起こらないイレギュラーなコミュニケーションを楽しみにきています。

リアルタイムで行われるからこそ、編集をする時間やスキルが必要なく、これまで何もやったことがないという方でも、気軽に始めることができるのです。

編集がないだけで、大幅に参入ハードルが低くなると言えるでしょう。

 

特別なスキルがなくても人気になれる

ライブ配信を行うライバーは、それぞれ異なる内容の配信を行っています。

主な配信内容は、歌唱や雑談、お絵描きなどが多いです。

他の人よりも圧倒的なスキルがないと配信に人がこないと思っている人もいると思いますが、実はそうではありません。

ライブ配信を見ているリスナーの中には、夢を追って頑張っている人を応援したいと考えている方も多数います。

そのような方は、現在そこまで高いスキルがなかったとしても、努力している過程を見せていくことによって、配信にきてくれる可能性が高いです。

このような環境となっているので、他の動画配信サービス等に比べると誰でも挑戦しやすいと言えるでしょう。

 

投げ銭等で収益化が可能

ライブ配信は、収益化を行うこともできます。

そのため、ライブ配信のみで生計を立てているライバーも存在します。

ライバーの主な収益は、リスナーからの投げ銭です。

ライブ配信中にリスナーはアイテムを投げることができる仕組みとなっており、そのうちの一定の割合の金額がライバーに還元されます。

この仕組みを使って、リスナーは自分のお気に入りのライバーを応援することができるのです。

より多くの人が訪れてくれる人気ライバーや、コアなファンを獲得しているライバーは、投げ銭で一定の収益を出すことができるでしょう。

ライバーの収益方法は、投げ銭以外にも「企業案件」「自社ブランド商品の販売」等があります。

このような方法で収益化するのは簡単なことではありませんが、実現することができればまとまった金額をライブ配信で稼ぐことが可能となります。

 

知名度を上げることもできる

ライブ配信を見ているリスナーの中には、これから発掘される才能のある人を応援したいと考えている方が多数います。

そのようなリスナーに応援してもらうことができれば、徐々に知名度が高まってライブ配信以外の仕事につながるケースもあります。

ライブ配信を行うライバーの中には、歌手や芸能界デビューを目指して始めている方もいますし、実際にライブ配信での知名度を使って夢を叶えている方もいます。

 

ライバーとしてライブ配信を行うデメリット

ライブ配信は、誰でもすぐに始めることができますし、人気が出れば収益化をすることも可能なので、ライバーにはたくさんのメリットがあると言えます。

しかし、反対にデメリットとなってしまう部分も存在します。

そこでここからは、ライバーとしてライブ配信を行うデメリットについても詳しく見ていきましょう。

 

機器のトラブルに弱い

ライブ配信はリアルタイムで行っているため、配信中に機器のトラブルが発生してしまった場合、対処することができずに配信がストップしてしまうこともあります。

せっかくリスナーがきてくれていても、十分な配信ができないこともあるため、できるだけトラブルが起きないように対策をしておく必要があります。

 

リアルタイムなので失敗することもある

YouTubeなどの動画配信サービスの場合、撮った動画を事前に編集して、面白い部分のみを見せています。

しかし、ライブ配信はリアルタイムで行っているため、間違った発言をしたり面白くない内容になってしまっても、それをカットすることはできません。

配信中は発言には気を付けておいた方がよいでしょう。

 

ファンを獲得するのが難しい

ライブ配信はリアルタイムで行っているので、その時間に参加することができなかった人とはなかなか出会うことができません。

そのため、自分の配信に足を運んでもらうまでの難易度が高いと言えます。

ファンを獲得するためには、配信の時間を固定するなどの工夫が必要となるでしょう。

 

収益化するまで時間がかかる人もいる

ライブ配信で収益化することは可能ですが、リスナーから投げ銭をもらうのはそう簡単ではありません。

もちろん中には配信を始めてすぐに利益が出たという方もいるかもしれませんが、思ったように稼げないという方が大半です。

時間をかけてコツコツとファンを獲得すれば一定の収益を出せるようになる可能性があるため、普段から意識して取り組みましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?ライブ配信はスマホで簡単に行うことができますし、編集なしで撮影するので、特別な技術がない方でもすぐに行うことができます。

その上、ファンを獲得すれば収益化することもできるので、興味を持っている方も多いでしょう。

しかし、リアルタイムで配信されるので、失敗した部分をカットすることはできません。

ファンを獲得して収益を出すためには、しっかりと対策をした上で行う必要があります。

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