ライブ配信の基本
ライバーとはどのような職業?ライブ配信を行うメリットと収益を出す方法を解説
近年、YouTubeを使って動画を配信することを職業としたユーチューバーが多数登場してきています。
それとは別に、ライバーという存在がいることをご存じですか?
何となくライブ配信をしているということは知っていても、それが趣味なのか職業なのかよく分かっていないという方もいるでしょう。
そこで今回は、コミサポライブ編集部が「ライバーとはどのような人たちなのか」「ライバーがライブ配信を行うメリットは何なのか」という点について詳しく解説していきます。
ライバーとはいったい何?
ライバーとは、専用のアプリを使ってライブ配信を行う人たちのことを指します。
ライブ配信は、リアルタイムで撮影している動画を配信していて、そこに参加するリスナーとの交流を楽しむことができるツールです。
配信の内容は人によって異なり、リスナーと雑談を繰り広げる方もいれば、自分の得意なことを見せているという方も存在します。
ライブ配信ができるツールは以前からありましたが、動画配信が手軽に見られるようになったことや、誰でも収益化が可能になったことから、近年注目が高まっています。
ライバーとしてライブ配信を行うメリット
最近、誰でも稼げる職業としてYouTuberに注目が集まることが増えました。
しかし、ライブ配信はYouTubeよりも手軽に行うことができるため、職業としても魅力があります。
そこでここからは、ライバーとしてライブ配信を行うメリットについて詳しく見ていきましょう。
収益を出すこともできる
ライブ配信の人気が高まっている理由には、収益化ができる仕組みが整っていることが挙げられます。
場所や時間を選ばず、自分が好きなことを配信してお金がもらえることに魅力を感じる方は多くいるでしょう。
ライバーと呼ばれている方の中には、月何十万もの利益を得ている方もいます。
スマホ1つで簡単に始められる
収益化ができる手段だとしても、始める際に機材を準備する必要があったり、初期投資が必要だとなかなか参入しづらいと感じる方もいるでしょう。
しかし、ライブ配信の専用アプリの大半が無料で利用できますし、スマホ1つあればすぐに配信を始めることができます。
誰でも気軽にチャレンジできるため、趣味で始めたものが仕事になったというライバーも多くいます。
動画編集を行わなくていい
ライブ配信とは、リアルタイムで行っている映像を配信しています。
そのため、YouTubeの動画のように、編集を行わなくてもよいので、手軽に始めることができると人気があります。
時間もかからないので、即効性のある内容を行いたい時にも便利です。
ファンを獲得しやすい
ライブ配信では、リスナーがライバーに対して質問をしたり、配信の内容についてコメントを行うことができます。
双方向でコミュニケーションをとることができるので、よりファンとの距離が近くなり、熱量の高いファンを獲得しやすいと言われています。
ライバルが少なくて人気になりやすい
近年、YouTubeが稼げると話題になったことにより、一般人はもちろん芸能人でもYouTubeチャンネルを開設する方が多くいます。
実際に有名なYouTuberも、すでにたくさん登場してきています。
このような環境となっていることから、YouTubeはすでにレッドオーシャンで、これから新規参入しても結果を出すことが難しいといえるでしょう。
しかし、ライブ配信は昔からあるにも関わらず、有名なライバーはそこまで多くありません。
ライバルが少ないので、比較的人気が出やすいと考えられます。
知名度を高められる
ライブ配信を行う方の中には、タレントや歌手志望という方も多いです。
これからテレビやライブに出演して活躍したいと思っていても、オーディションに通ったりしなければなかなか仕事を獲得することはできません。
そのため、まずは多くの方に知ってもらってファンを獲得するためにライブ配信を行うのです。
ライブ配信であれば、ファンとの距離も近いですし、頑張る人を応援したいというリスナーもたくさんいるので、今後の仕事のために知名度を高めたいと考えている方にも最適でしょう。
ライバーが収益を出す方法
ライブ配信アプリは無料で利用することができ、リスナーは好きな時に気軽にライブ配信を楽しむことができます。
そのため、「ライブ配信で収益化が可能」「ライバーは職業」と言われても、ピンとこない方もいるのではないでしょうか?
そこでここからは、ライバーが収益を出す方法について身ていきましょう。
リスナーからの投げ銭
ライバーの主な収入源は、「リスナーからの投げ銭」です。
ライブ配信アプリでは、リスナーがバーチャルのアイテムを購入することができ、それを配信中にライバーに贈ることができる仕組みがあります。
この投げ銭はライブ配信会社が一旦受けとり、そのうちの20~50%程度がライバーに配布されます。
自分が好きなライバーの収入源となるので、その人を応援したいという気持ちで投げ銭をする方はたくさんいます。
また、投げ銭をすると配信中に演出が発生するので、ライバーから自分の存在に気づいてもらいやすくなったり、声をかけてもらえる可能性が高くなるので、嬉しいというリスナーは多くいます。
より早くまとまった収益を出すためには、投げ銭をしてくれる熱量の高いファンをできるだけ多く獲得することが重要となります。
企業案件
SNSが普及したことによって、多くの企業はテレビや雑誌といったメディアでのCMだけではなく、インフルエンサーに自社の商品を紹介してもらうマーケティングを戦略的に行うところが増えています。
そのため、有名ライバーになると企業側から案件が入ってくることもあります。
案件は内容によって金額が大きく異なり、数万円のものもあれば数十万円といった大金が入ってくるケースもあるようです。
知名度が高くなければ企業から案件の話がくることはないため、一定のフォロワーを抱えている方のみ該当する方法となります。
自分で主催するイベントや物販の収益
ライバーの中には、ライブ配信以外にも自分の仕事を持っている方もいます。
例えば、ファッションブランドを立ち上げている方の場合、配信の中で自社の商品を宣伝することによって、売上を伸ばせる可能性があります。
また、自分で主催してイベントを開催している方等も、配信で獲得したファンをリアルのイベントに誘導することによって、高い効果が期待できます。
このように、配信と自分の事業を同時に行っている方は多いです。
中には、元々は配信のみを行っていたものの、人気が出てきたことによって自分のプロデュース商品を販売するという方もいます。
まとめ
いかがでしたか?ライブ配信自体は歴史が長く、これまでにもたくさんの方が配信を実施してきました。
しかし、近年誰もがスマホ1つで簡単に配信できるようになり、収益化を行えることが知られたことで、ライバーになりたいという方が増えてきています。
YouTubeのように動画編集を行う必要もないですし、まだライバルが多くないので、これから始めたとしても人気ライバーになれる可能性は高いです。
ライブ配信はファンとの距離が近いため、自分の努力次第で結果を出しやすいのもメリットの1つです。
収益化する方法も多数用意されているので、気になる方はライバーとしての活動を始めてみてはいかがでしょうか?