ノウハウ
ライブ配信の際に守りたいルール|ライバー・リスナーそれぞれが守らなければいけないマナーを解説します
ライブ配信では、リアルタイムでライバーとリスナーがコミュニケーションをとりながら楽しむことができます。
そのため、動画配信では実現することのできないリアリティーを求めてライブ配信を行うという方は多いのではないでしょうか?
しかし、リアルタイムで実施しているからこそさまざまなトラブルが発生することがあります。
トラブルを防ぐためには、ライバーとリスナーが共に定められているルールを守ることが重要です。
ルールを守っていないと、運営サイドからアカウントを停止されてしまうこともあるので、注意が必要でしょう。
そこで今回は、ライブ配信時にライバー・リスナーそれぞれが守らなければいけないルールについてコミサポライブ編集部が解説していきます。
ライバーがライブ配信時に守るべきルール
ライブ配信を行う方の中には、あえて問題を起こしてリスナーからの注目を集めようとする方もいます。
しかし、そのような方法だと悪い噂が流れてしまい、長期的に見ると人が集まらないということになりかねません。
多くの人に愛されるライバーになるためには、きちんとルールを守ることが重要です。
ではここからは、ライバーが守るべきライブ配信のルールについて見ていきましょう。
他者への誹謗中傷を行う
ライブ配信に限りませんが、SNS等での誹謗中傷は犯罪となります。
ライブ配信はリアルタイムで行っているため、自分が思っていることを発言するとそれが誰かを傷つけてしまうことにもなりかねません。
多くの人が聞いていないと思って発言した内容が、配信後に拡散されて悪評として流れてしまうこともあるため、配信中は気を付けておくようにしましょう。
個人情報を拡散する
人の個人情報を勝手に拡散してしまうと、トラブルになることが多くあります。
フルネームや住所等は大きな問題になることがあるため、ライブ配信中に公開してしまわないように注意しなければいけません。
発言をしていなくても、配信中に画面に映った内容で簡単に居場所が特定されてしまうことがあります。
配信時にはできるだけ白い背景で行ったり、人が少ないところを選んで行うようにしておくといいでしょう。
著作権侵害になる行為
ライブ配信中にBGMを流したり、カラオケを行うという方は多くいます。
音楽を使った配信自体は禁止されていないのですが、勝手に音楽を流すと著作権違反になってしまう可能性もあります。
BGMとして音楽を使う場合には、できるだけフリーの音源を探すようにしましょう。
もしカラオケ配信を行いたいという場合には、JASRACに申請することで利用できる楽曲もあるため、実施してみることをおすすめします。
また、配信中にテレビ画面が映ってしまうと、それも著作権侵害になってしまいます。
自宅で配信を行う際には、背景に画面がこないように位置を調整しておきましょう。
過剰に肌が見える服装
配信において、服装を工夫することで印象を強くしたり、リスナーに覚えてもらおうとするライバーは多くいます。
もちろんライブ配信を行う時に指定の服装はないのですが、余りにも過激なものは運営元が禁止しています。
特に肌が過剰に見える洋服を着ていると、勝手に加工されてアダルト画像としてインターネット上に出回ることもあります。
一度インターネットで拡散されてしまうと、それを消すことは難しいので注意しておきましょう。
他のことを行いながらの配信
配信の内容はライバーによって異なり、さまざまなライブ配信を行う方がいます。
しかし、車を運転している最中や喫煙をしている時のライブ配信は禁止されています。
また、ライブ配信アプリによっては寝落ち配信を禁止しているところもあります。
運営元によって定められているルールが異なるケースもあるので、事前に確認して守るようにしましょう。
学生は配信時間に注意
ライブ配信は、学生さんでも行うことが可能です。
ただ、ライブ配信アプリによっては、18歳未満の配信時間は22時までと定められているケースもあります。
このようなルールは、思春期の体の成長を促すことはもちろんですが、犯罪に巻き込まれるリスクを減らすという意味合いもあります。
安全にライブ配信を楽しむためにも、必ずルールを守って行いましょう。
リスナーがライブ配信時に守るべきルール
ライブ配信はライバーだけではなく、リスナーと共に作り上げていくものです。
そのため、リスナーも一定のルールを守った上で参加しなければ、トラブルを起こしてしまう可能性もあります。
そこでここからは、ライブ配信時にリスナーが守るべきルールをご紹介していきましょう。
ライバーや他の人への誹謗中傷
ライブ配信中は、ライバーに対してはもちろんリスナーや他の配信者への誹謗中傷を行うこともNGです。
自分は配信者ではないから問題ないと思っているかもしれませんが、多くの人が参加するライブ配信ではそのような発言をする人をよしとしないリスナーの方もいるので、トラブルになることがあります。
中にはその配信者のことが好きすぎるがあまり、他のライバーのことを悪く言う方もいます。
ただ、リスナーの中にはその人のファンがいる可能性もあるため、常に周りの人を傷つけるような発言をしていないか、注意しておいた方がよいでしょう。
コメントの連投
ライブ配信中にライバーがコメントを読むという場面はよくあります。
ただ、人気のライバーになるとコメント数も多いため、自分のコメントに気づいてもらえなくて流れてしまうこともあります。
たくさんあるコメントの中で自分の存在に気づいてほしいがために、コメントを連投するリスナーの方もいますが、これは荒らし行為だと認定されてしまいます。
あまりにもしつこくくり返していると、ライバーからブロックされてコメントができない状態になる可能性もあるので、気を付けましょう。
リスナー同士の会話
ライブ配信中のコメントは、基本的にリスナーとライバーがやり取りをするために用意されているものです。
そのため、リスナー同士での会話は原則NGとなっています。
チャット上でリスナー同士が会話をしてしまうと、ライバー向けのコメントが流れやすくなってしまうため、荒らし行為だと感じるライバーの方もいます。
配信中はライバーとのコミュニケーションを楽しむようにしましょう。
概要欄に記載されているルール
運営元が設定しているルールとは別に、ライバーがリスナーに守ってほしいルールを設定していることがあります。
このようなルールは誰でも見れるように概要欄に記載されています。
きちんとルールを守ることによって、お互いが気持ちよく配信を楽しむことができるようになるため、必ず概要欄を読んだ上でルールを守って参加するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?ライブ配信はリアルタイムだからこそ起こる偶然の出来事や、ライバーとリスナーとのコミュニケーションを楽しむことができるため、人気が高まってきています。
しかし、その分トラブルが発生する可能性も高くなってしまうのです。
ライバーはもちろんリスナーも決められたルールを守ることが大切です。
お互いが配信を全力で楽しめるように、一定のルールを守った上で楽しむようにしましょう。