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ライブ配信を見るにはWi-Fiは必須?高画質なライブ配信を楽しむのに必要なギガ数と対処方法

新型コロナウイルスの影響によってリアルでのイベントが制限されたことを受けて、オンラインで実施されるライブ配信の需要が大きく高まりました。

リアルタイムでライバーの方のリアクションを見ながら楽しむことができるライブ配信は、気づけばついつい長い時間見てしまうという方もいるのではないでしょうか?

夢中になってしまうからこそ注意しなければいけないのが、ライブ配信で使用するギガ数です。

近年はライブ配信も高画質で実施されているため、思ったよりもギガ数を使って通信制限がかかってしまったり、安定した状態で見れないという悩みを抱えている方もいるでしょう。

そこで今回は、ライブ配信を見るのに必要なギガ数と、高画質で楽しむための対処方法についてコミサポ編集部がお伝えしていきます。

 

ライブ配信を見るのに必要となる通信量と通信速度

ライブ配信をリアルタイムで楽しむためには、インターネット環境が必要になります。

大半の方がスマートフォンでライブ配信を閲覧していると思いますが、必要な量を満たしていないと途中で動画が止まってしまうこともあるので注意が必要です。

そこでここからは、ライブ配信を高画質で楽しむために必要な通信量と通信速度について詳しく見ていきましょう。

 

ギガ数は1時間あたり最大5.5GB

ライブ配信で消費するギガ数は、配信の画質によって大きく異なります。

人気のVODサービスであるU-NEXTのライブ配信ページを見てみると、最も画質が美しい4Kの場合は1時間あたり最大5.5GBの通信量を消費すると記載されています。

つまり、スマートフォンで50GBの通信量を契約している場合、10時間程度ライブ配信を楽しむと通信制限にかかってしまうということです。

フルHD画質の1080pだと、1時間あたり2GBの通信量が発生します。

 

通信速度は3mbps以上

配信ライブを見るためには、ギガ数以外にもある程度の通信速度が必要となります。

もし必要となる通信速度を満たしていなければ、途中で動画が止まってしまうこともあり、快適にライブ配信を楽しむことができなくなってしまいます。

U-NEXTで1080pのライブ配信動画を見る場合、3mbps以上の通信環境が必要となります。

スマホを利用する時の4G回線の速度は、理論上75mbps以上と設定されています。

しかし、実際には自分がいる環境によって利用できる通信速度は大きく異なるので、事前に確認しておいた方がよいでしょう。

 

高画質なライブ配信を楽しむための対処方法

先ほど解説したように、高画質なライブ配信を見るためには、一定のギガ数と通信速度が必要となります。

これを用意しなければ、途中で動画が止まってしまったり、動きがカクカクでスムーズに楽しむことができなくなってしまいます。

そこでここからは、高画質なライブ配信を快適に楽しむための対処方法と、それぞれの手法のメリットについてご紹介していきましょう。

 

ギガが使い放題のプランを選択する

スマートフォンでしかライブ配信を見ないという方は、ギガが使い放題のプランに変更すれば、今の環境のまま手軽にライブ配信を楽しむことができます。

ライブ配信は1時間あたり5GBと大きなギガを使用します。

夢中になって長くライブを見てしまうと、気づけばたくさんの通信量を使ってしまって通信制限がかかってしまうことがあります。

しかし、ギガ放題にしておけば、通信制限になる心配なく気軽に動画を堪能することができるでしょう。

ギガが使い放題のプランになると、月額費用が高くなります。

一度プランを契約するとなかなか変更する機会が少なくなってしまうので、事前に確認して損をしないプランを選ぶようにしておきましょう。

 

WiFiを契約する

より安定した環境でライブ配信を楽しみたいという方は、Wi-Fiを用意することをおすすめします。

スマートフォンのギガ数を増やせば、利用できる容量を気にせず好きなだけライブ配信を楽しむことができます。

しかし、通信速度に関しては変わらないので、場所によってはスムーズに動画が見れなくなってしまう可能性があります。

それを解決するのに最もよいのが、Wi-Fiを契約するという方法です。

ある程度速度が早いWi-Fiであれば、安定してライブ配信を楽しむことができるようになるでしょう。

ただ、Wi-Fiのメーカーによって速度や利用できるギガ数は大きく異なるので、自分の使用頻度にあわせて選ぶことをおすすめします。

 

ライブ配信を楽しむためのWi-Fiの選び方

ライブ配信は高画質になってきているので、利用するギガ数も必要となる通信速度もどんどん大きくなってきています。

そのため、適切なWi-Fiを契約しなければ、環境を整えたのに動画が止まってしまって、ライブ配信を見る時にストレスを感じるという事態になりかねません。

そこでここからは、ライブ配信を楽しむためのWi-Fiの選び方について見ていきましょう。

 

ポケットWiFiを選ぶ

ライブ配信を見ている方の多くは、スマートフォンを使って閲覧しているでしょう。

その場合、据え置き型のWi-FiよりもポケットWi-Fiの方が利用しやすいです。

据え置き型の場合、自宅にいる時しか利用することができなくなります

そうすると、外出時に配信が始まってしまったら、見れなくなります。ポケットWi-Fiであればいつでも持ち歩くことができるため、場所に囚われずに楽しめるのは魅力といえるでしょう。

 

速度が安定しているものを選ぶ

ライブ配信を楽しむためには、一定の通信速度があることが必要となります。

通信速度が遅いWi-Fiを使っていると、配信中に動画が止まってしまったり、動きがカクカクになって見づらくなることがあります。

業者によって通信の範囲も異なるので、自分が住んでいる地域ではどれくらいの通信速度となっているのかを調べた上で、契約するといいでしょう。

 

データ容量が無制限のものを選ぶ

ライブ配信を見ていると、短時間でかなり大きなギガ数を使用します。

その上、ライブ配信は事前に時間が決まっているわけではなく、ライバーの気分やスケジュールによって急遽長い時間の配信が実施されることもあります。

そのため、自分はあまり見ないからと少なめのギガ数のWi-Fiを用意していると、思ったよりも長い時間動画を見てしまって、速度が遅くなってしまうという可能性もあります。

そうならないためにも、ライブ配信を見るためにWi-Fiを契約する時には、データ容量が無制限のものを選択することをおすすめします。

容量が限定されていなければ、その時の気分によって長時間ライブ配信を楽しむことができるので、快適な環境を整えることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?ライブ配信は、スマートフォンでも簡単に楽しむことができます。

しかし、短時間でも多くのギガ数を消費しますし、高画質なライブ配信を楽しむためにはある程度の通信速度が必要となります。

十分な状態でなければ、ライブ配信中に動画が止まってしまったり、動きが遅くなることがあるので、事前に対策をしておいた方がよいでしょう。

より快適にライブ配信を楽しみたいのであれば、Wi-Fiを契約することをおすすめします。

ただ、Wi-Fiも企業によってサービスの内容が大きく異なるので、事前に確認して自分に合った環境を整えるようにしましょう。

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