配信のやり方
ライブ配信で音楽を流すのはOK?ライブ配信中に音楽を流す効果と注意点について
ライブ配信をしている最中に、何かしらのBGMを流しているライバーさんは多くいます。
普段は注意深く聞くことはないBGMですが、実はあるとないではライブ配信の雰囲気が大きく変わると言われています。
今自分の配信がパッとしないのは、もしかしたら背景音がないことや、流れている音楽が微妙だからかもしれません。
しかし、動画配信等では著作権の問題によって音楽を流せないという話もあるため、どうしたらいいのか迷っているという方もいるでしょう。
そこで今回は、ライブ配信中に音楽を流す効果と、BGMを使う際の注意点についてコミサポ編集部が詳しくご紹介していきます。
ライブ配信中に音楽を流す効果
ライブ配信中に後ろで音楽が流れていても、それを意識して聞いている人はそこまで多くありません。
しかし、BGMがあるかないかで雰囲気が大きく変わると言われています。
そこでここからは、ライブ配信中に音楽を流す効果について見ていきましょう。
楽しい雰囲気を演出することができる
音楽はそれぞれ異なる雰囲気を持っています。
楽しいリズミカルな音楽をかけると自然と楽しい気持ちになりますし、落ち着いた雰囲気の音楽をかけるとリラックスするという方も多くいるでしょう。
そのため、ライブ配信中により盛り上がるBGMを選択してかけておくことによって、きてくれたリスナーがより楽しいライブ配信だと感じやすくなります。
リスナーを飽きさせない
ライブ配信をしていると、話の途中で会話の間が開いてしまうことがあります。
このようなタイミングで無音の状態になると、どこか味気ない印象を与えてしまいますし、見ているリスナーはつまらないと感じてしまう可能性があります。
しかし、後ろでBGMをかけておけば、会話がとぎれた時も無音になることがないため、リスナーが自然と飽きずに長時間配信を見やすくなるのです。
あまり配信の内容を邪魔しない程度の音楽をかけておくと、自然な雰囲気を演出できるでしょう。
動画の内容に集中させることができる
音楽には、他の小さな雑音を消す効果もあります。
BGMをかけずに配信をしていると、時計の音や生活音が聞こえてきて少し気が散ってしまうこともあるでしょう。
しかし、BGMをかけておけばこのような音を自然にかき消すことができるため、配信中に他の音に気をとられることなく、内容に集中してもらうことができます。
ライブ配信で音楽を使う時の注意点
ライブ配信で音楽を使う時には、どの楽曲でも好きに使っていいというわけではありません。
誤ってだめな音楽を流してしまうと、サイト側からアカウントが凍結されるというリスクもあるため、事前に注意しておいた方がよいでしょう。
著作権違反となる音楽はNG
音楽には、著作権が設定されているものもあります。
著作権が設定されているのは、主に販売されているCDの音源やカラオケの音楽、テレビやYouTubeの音源等が挙げられます。
基本的には、自分で製作した音楽以外は勝手に流さない方が無難です。
このような音楽を勝手に流してしまうと、著作権違反になってしまうので気をつけなければいけません。
ライブ配信で流す音楽を選ぶ時には、事前に申請を行う必要があると考えておけば、誤って著作権違反となってしまうことを避けることができるでしょう。
著作権フリーのものを探す
著作権を考えると自分で作ったものをBGMとして流すのが最もよい方法ですが、なかなか製作から始めるのは難しいという方もいるでしょう。
そのような方におすすめなのが、著作権フリーの音源です。
著作権を設定していない楽曲であれば誰でも自由に利用することができます。
最近はおしゃれな音源も増えてきているので、YouTube等で探してみるといいでしょう。
JASRACへの申請で使えるものもある
人気の楽曲をカバーしたいという場合には、JASRACに申請することをおすすめします。
勝手に使ってしまうと問題になりますが、事前に申請して許可を得ることで演奏をできるようになる楽曲もあります。
ライブ配信アプリによってはJASRACと契約をしているところもあり、より簡単に申請の手続きを進めることができます。
「歌」や「ダンス」を披露する配信をする
ライブ配信にはさまざまなジャンルがありますが、その中でも歌やダンスといった配信を実施している方は多くいます。
リスナーの中にも、自分にはない特技を持ったライバーを応援したいという方はたくさんいるので、積極的に配信することで固定ファンを獲得しやすくなるかもしれません。
雑談のライブ配信をする場合、リスナーとコミュニケーションをとることでファンを作っていきますが、歌やダンスの配信は直接会話をしなくてもファンが増えてくるので、あまり話すのが得意ではないという方もチャレンジしやすいでしょう。
音量に気を付ける
ライブ配信中にBGMとして音楽をかける場合、音楽の音量が大きすぎると会話が聞こえなくなったり、音楽に聞き入ってしまって何を話しているのかが分かりづらくなってしまいます。
逆に音楽の音量が小さすぎると、無音のような時間が流れてリスナーが飽きやすくなってしまうので注意が必要です。
自分では音量が大きいと感じても、配信の機材を通すとそんなに聞こえないというケースもあるため、事前に何度か調整を行って最適な音量を理解しておくことが重要でしょう。
ライブ配信で音楽を流す時に用意するべき機材
ライブ配信中に音楽を流すのであれば、いくつかの機材を揃える必要があります。
そこでここからは、事前に用意しておきたい機材についてご紹介していきましょう。
BGMにする音源
まず必要なのは、ライブ配信 中に流す音楽です。
BGMとして使う場合には、自分で製作したものかフリー音源が最適です。
もしもアーティストの音楽を使いたいという場合は、事前にJASRACに申請しておくようにしましょう。
音楽を流せる機材
ライブ配信は、スマートフォンもしくはパソコンを使って行っている方が大半です。
配信を行っている端末で同時に音楽を流すことはできないので、別で音楽を流せる機材を用意する必要があるでしょう。
できるだけ音質がよいものを選ぶことによって、リスナーはクリアな音で聞き心地がよくなります。
マイク
ライブ配信を行う際には、BGMの音源に負けないようにしっかりと声を届ける必要があります。
その場合、ただ歌うのではなくマイクを通して歌う方がより聞き取りやすく、配信の内容に集中することができます。
どれだけ内容がおもしろかったとしても、それが伝わりづらかったらファンを獲得することが難しいので、配信環境を整えることも大切です。
歌配信の方はもちろんですが、最近は雑談配信の方もマイクを使うケースが増えてきているので、検討してみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?ライブ配信中にBGMとして音楽をかけておくと、配信自体がより楽しい雰囲気になったり、リスナーが会話にあきることなく長時間楽しめるようになるので、配信によい影響を多く与えてくれます。
しかし、音源には著作権が設定されているものもあるため、著作権フリーのものを選んだり事前に申請をしておく等の注意が必要となります。
機材を用意した上でBGMをかけた配信を行えば、これまで以上に多くのファンを獲得できる可能性が高くなるので、まだ実施していない人はぜひ試してみてくださいね。